2019年04月12日

スマートフレッシュ!

漫画の必殺技ではありません。


先日、春に食べるりんごについて書きましたが、今回は近年、普及が進んでいる長期保存技術「スマートフレッシュ」についてです。


「スマートフレッシュ」とは1−MCPという薬剤を使ってりんごのエチレンの放出を抑えて、品質の低下(いわゆるボケ)を防ぐ技術です。


詳しい説明は専用サイトに譲るとして、


実際にやってみた評価です。


まず「収穫当日に処理をすること」が求められていますが、当日でなくても効きます。


収穫してすぐの方が効果は高いのかもしれませんが、私は収穫数日後の「ふじ」や、農協から購入した「シナノゴールド」(冷蔵貯蔵日数不明)をスマートフレッシュにかけて、十分な効果が得られました。


ただ、処理をしたからといって、蜜の消失や蜜腐れは防げません。


スマートフレッシュ+冷蔵貯蔵なら「ふじ」で5月、ゴールドなら7月までシャキシャキ食感が楽しめます。


「ふじ」や「名月」は前述の蜜異常が心配なので、やはり蜜の入らないゴールドがおすすめですね。

収穫時点では人によってはきつく感じられる酸味がやわらいで、万人向けのりんごに変身します。


シナノスイートも蜜が入らないので意外とおすすめ。


収穫時期はふじより1ヵ月くらい早いですが、けっこういけます。

(私はスイートはやったことがありませんが)


それにしても、理論上無害とはいえ、これも立派なポストハーベスト(収穫後農薬処理)。


20年前なら生理的農薬嫌悪派によってボコボコに叩かれて、普及はかなわなかったものと思いますが、不思議なほどそういう反発は今のところありません。


農薬叩き」は今はマスコミでも流行らないのでしょう。


さて、


薬剤を使ってでも春に美味しいりんごを売る、食べる」。


これは「売れてなんぼ」の利益至上主義、「便利が第一」(某政党名とは無関係)の利便性至上主義なのか、それとも冷蔵技術と同じく、品質保持のための当然の行為なのか。


どちらなのでしょうか。





posted by 農天気 at 22:02| Comment(0) | よもやま話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: