2019年05月25日

グリホサートその1

私は除草剤の使用経験がそれほどあるわけではなく、まして稲作をやったことがないので、水田における主として土壌処理型の除草剤についてはほとんどわかりません。


いつものように詳しいことは他の専門サイトに譲って・・・


とりあえず、ウチでグリホをどう使っているかを少々・・

現場を知らないと机上の空論になってしまうので。


簡単に説明すると、グリホサート系農薬の代表格のラウンドアップは茎葉処理型(葉や茎にかけることで効果を発揮する)で根まで枯らすタイプ


この「根まで枯らす」というのがポイントで、地上部だけしか枯れないと、再生が早い。全部枯れてしまえば、次は種子から生えてくるので、それだけ時間が稼げるわけです。


ただ、根まで成分が浸透移行するため、地下部で他の植物の根部と絡み合っていると、そっちまで影響が出て、枯れないまでも衰弱を招きます。


りんごなどの果樹の株もとに使いづらいのはそのためです。

「使いづらい」と言いましたが、樹が大きい場合は、たとえ根っこが除草成分を吸収しても、樹勢にはたいして影響しないので使うことはできます。

ただ、この場合はやはり大事をとって、地上部しか枯れないバスタなどを使うことが多いようです(バスタもある程度根っこも枯れるようですが)。


グリホサートは特許が切れているので、ジェネリック除草剤が多く出回っていますが、いくつか使用した実感では、やはり本家がもっとも安定した効果が期待できるようです。


私もグリホサート系除草剤には世話になっています。

主として

@ギシギシ(ウマズイコ)退治」

Aりんごの切り株にとどめをさす」

B「タラの木など根が広がって繁茂するタイプの樹木の退治」

に使っています。


@・・ギシギシは根っこが深く頑丈で抜きづらい(ほとんど不可能)なうえ、掘り起こしても、わずかに残っていれば再生してきます。なので、根まで枯らす除草剤に頼っています。年3回、ピンポイント攻撃を繰り返せば、目に見えて翌年は発生が減ります。


A・・りんごの切り株は、とくにまだ元気な樹を伐ったケースでは、そこから枝が再度生えてきます。枝葉が茂れば、そこは病害虫の巣窟になるので、消毒もしなくてはならず、かといってイチイチ切って除くのも難儀です。切り株にドリルでいくつか穴を開け、ラウンドアップを原液で注入すると、太い切り株も枯らすことができます。


B・・食べれば美味しい春の味覚「タラの芽」も樹自体はとても厄介。繁殖力が強いうえに野生種はトゲが鋭い!!美味しいからと欲かいて広がるに任せていると大変なことになります。根っこから広がるので、これも根まで枯らす必要があります。


以上のように現時点では、「再生までの時間を稼ぐ」ためではなく、「根まで枯らす必要性」にかられて利用しています。


次回はグリホが安全かどうかについて。

posted by 農天気 at 22:52| Comment(0) | よもやま話
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