2019年08月17日

これが選果票です

農協に桃やりんごを出荷すると、選果票がもらえます。

選果機にかけた結果ですね。

かなりプライベートなドキュメントですが、公開しちゃいます!

つっても一枚だけですが。

blog190817.jpg

ある日の長沢白鳳の選果票。

糖度とか、大きさとか、赤色度(どんだけ赤いか)とか、いろいろ気になるのですが、私がまず最初にチェキラするのが、
過熟その他」のコーナー。
右側真ん中やや下です。「総合計」の上。

選果機のベルトコンベアーに乗せる前に、おばちゃんたちが桃を一個一個チェックします。
選果機が測れるのは糖度・色・大きさだけなので、出荷された桃が正常品の規格を満たしているかは、人の目で確認します。
(選果機に乗せるのは正常果だけです)
ここで
「これは正常果ではない!」
と判断された桃は哀れ規格外もしくは加工へとまわされます

過熟」というのはいわゆる採り遅れによる「熟しすぎ」。
選果機から出てきた桃はゴロゴロ転がるので、やわらかい桃はこの時点でボコボコになってしまいます。
なので過熟かどうかはけっこうシビアに見るようです。

その他」というのは、キズ・サビ・形・病斑など、定められた基準をちゃんと満たしていないもの。

正常果として出荷した桃が、規格外と判断されると、二束三文の値段になってしまいます
だから出荷前の仕分けではかなり厳しく見ているつもりなのですが、どうしても弾かれる桃が出てきます。

この票だと147個中4個。約2.2%。

3%以下に抑えたいと思っているので、これは及第点ですが、ときに1割に迫ることもあります。
そもそも1個も出さないつもりで仕分けしているので、毎度毎度ショックです。

キズなどで弾かれているとは思えないので、理由のほとんどは「過熟」だと考えていますが、その区別がこの票からはわからない。わかるようにしてくれないかと農協に頼んだこともありますが、やってくれない。

おばちゃんが弾くたびに、その理由をインプットしていくのはスピードの問題で非現実的なのはわかりますが。

一度選果場で、おばちゃんの傍に張り付いて確認してみる必要を感じていますが、なかなかそこまで余裕が・・
自分の出荷物がいつ選果されるかもわかりませんし。


選果がいいかげんな生産者の場合は「過熟その他」が3割を超えることもあるそうです。
出荷した桃の3割がタダ同然になってしまうのは当然イタイですよね。

如何にしてこの「ムダ」を減らすか、大きなテーマです。


posted by 農天気 at 21:46| Comment(0) | よもやま話
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