2020年02月29日

鳥獣害対策の落とし穴

『農作物を守る鳥獣害対策』についてです。


世間で言われていることの多くが「勘違い」「思い込み」であることを遠慮なく指摘しています。


例えば・・


・熊などの出没が増えると、


「山の木の実が不作だから食べ物を求めて人里に降りてくるんだ!」


という報道が当たり前のようにされていますが、考えてみれば木の実が生ってくるのは秋以降なので、それ以前の熊の動向には関係ないはず・・・


・鹿は柵を跳び越えるもの・・という固定観念


確かに跳ぼうと思えば跳べるのですが、着地のときのケガのリスクを考えると、できれば跳びたくはない。だから始めは下をくぐることから試みるそうです。


・サルはものすごく利口で運動能力が抜群に高いという買い被り。


持ち上げ式の扉のついたケージに餌を入れておいたところ、いつまでたっても開けられなかった。

跳躍力は小学校高学年並み。


・イノシシはけっこう頭がいい


イノシシといえば、猪突猛進、考えもなくただ走り回るだけ・・というイメージがありますが、実は犬並みに頭がいいとか。


そのほかジビエ振興の落とし穴についても触れています。


捕獲野生動物が多いことから、その肉を有効活用しようと、ジビエ(野生動物の肉)食を広めようといろいろやってますが、料理を提供する場所が増えても、供給が安定しない。結果、ジビエ肉を輸入するという本末転倒状態。


行政のやることがあまり役に立っていないばかりか、時には逆効果になることもあると著者は語っています。

posted by 農天気 at 22:52| Comment(0) | よもやま話
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