2020年05月16日

戦々恐々・・

桃の穿孔細菌病が猛威を奮っています。


桃産地の興亡を左右する」とまで言われる難敵!


私たちの桃畑は風当たりの強い場所。


穿孔細菌病は風で感染が広がる病害。


なので例年発生するのですが、今年はひどい。


初春から懸念されてはいたのですが、今になって枝に病斑が目立つようになりました。


例年なら、摘果の最中に「あ、あった」程度なものなのですが、この春は、下から見上げてあっちにもこっちにも発見してしまう。


りんごの摘花の合間をみて、病枝の切除に出向きました。

ちゃちゃっと2時間くらいで一回りするつもりでいたら、とんでもない。二時間で10本もできなかった。


ちゃんと病枝を取り除いても、果実に症状が出る可能性は高いと思われます。


近隣の生産者の畑でも懸命に枝を切除する姿が見られました。畑により程度の差はありますが、どこも例年にないほど重症です。

「一日で一列しか進まない!」

「桃採れないんじゃないのか」

深刻な声も聞かれます。


私たちの農業生産にはコロナの影響は未だ出ていませんが(だってどのみち今は収入ゼロだから)、より切実な減収の危機です。



昨年の台風19号の残した傷跡でしょうか。


強風が問題なら防風ネットを張ればいいじゃないか」


と思われた方、その通りです。


私も以前建設したことがありますが、傾斜の畑で頑丈なネット柵を建てるのは容易ではありません。それにどんなにがんばっても台風をくらえば、千葉のゴルフ場のようになることは明白です。


台風の前にネットを外すならほとんど意味がないことになります。


じゃあ防風林だ!と、柳を植えたこともありますが、自分の畑の一辺だけ植林しても、その外側から風は侵入してきます。


それに柳はちょうどいい大きさで成長を止めてはくれません


結局、管理が困難でやめました。


消毒をしっかり行うことは当然として、今は病斑のある枝を丁寧に排除することと、袋掛けを早めに行うことで対処します。


南無阿弥陀仏・・・

posted by 農天気 at 20:39| Comment(0) | よもやま話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: