2020年05月23日

バナナとりんご

世界第一位のバナナ輸出国はエクアドル、二位はフィリピンだそうです。


フィリピンのバナナの主要な輸出先は中国と日本


その手軽さと美味しさ・安さで日本でも圧倒的な人気を誇るバナナ。

その一大生産国フィリピンも某感染症のせいでバナナの輸出が激減する見込みです。


収穫や輸送に従事している労働力が都市封鎖のために制限されているからです。


収穫されないまま熟しすぎて駄目にしてしまう、もしくは収穫したはいいが、運ぶことができずに傷んでしまう。そんなバナナが増えてしまいそうです。


「国産果物が売れる!」


なんて喜んでいる場合ではありません。国内でもある産地のスイカが販売先を失って在庫の山になっているとか。


収穫時期が3〜5月に重なる品目はかなりダメージが大きいでしょう。


農業は「胃袋産業」だからこういう事態にも強い(人は食べなきゃ生きられない)と思っていましたが、レストランなどの自粛や販売低迷が直撃しているのですね。

けっこうこういう外食産業との取引は多いんだな、て改めて認識しました。


さくらんぼの観光農園が成り立たず、その分の果実が市場に流れ込んで相場を押し下げているという構図もあります。

原発事故の時もありました。


果たして桃が出荷される頃には状況はどうなっているでしょうか。


桃より収穫時期が遅く、日持ちするりんごはやや有利ですが、楽観はできませんね。


ちなみに阪神大震災のとき、買いだめに走った人たちが保存性の高いりんごではなく、バナナばかり買っていったという笑い話がありました。


危機に際して無知を露呈することがないよう、日ごろから生活の知恵は身につけておきたいですね。

posted by 農天気 at 21:56| Comment(0) | よもやま話
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