2020年07月04日

酢で枯らす!

町の図書室で「現代農業」が借りられるようになったので、久しぶりに読んでみました。


6月号は除草剤特集です。知らなかったんですけど、「酢」を使った除草剤ってあるんですね。


酢に殺菌作用があるっていうのは昔から有名で、家庭菜園ではウチも使ったことがあります。木酢や酒と混ぜて散布すると、うどんこ病はちゃんと抑えました。


最近、除草にも使えることが知られてきて、ちゃんと除草剤として市販されているみたいです。

他の除草剤のように複雑なメカニズムではなくて、ただ酢の持つ刺激で枯れる(薬害のようなもの)ようです。


家庭の食酢でも代用できるのか書いていませんが、試してみるのもおもしろいかも。


しかし、「除草剤は草を枯らすから怖い」とか、「ドリフト(飛散)した殺菌剤がかかっただけでも野菜に病気が出ないなんて逆に怖い」なんて言うのに、酢なら草が枯れても安心、てなんだか釈然としません。ラベルを隠して散布して、一晩で草が枯れたらきっと怖いですよ。


ちなみに「現代農業」。

紹介されている農家の編み出した小技の数々は根拠不詳のものが多くて、あまり当てになりません。

それに全ての品目をカバーしているので、例えば桃やりんごに関する記事は全体から見るとらほんのわずかだったりして、コスパが良いとは言えない。


読み物としてはけっこうおもしろいんですけど。


私は1年に一度くらい「ルーラルネット」というウェブサービスを利用して、現代農業の記事をまとめて漁っています。


データベースの中からページいくらで見たい記事を引っ張り出せるサービスです。

ページ単価は当然書籍より断然高いですが、必要な情報だけに絞れるので、結局コスパは良くなると思います。

でも図書室で拾い読みすれば、これもいらなくなるかな・・?

出版社は泣きますね。

posted by 農天気 at 21:42| Comment(0) | よもやま話

2020年06月29日

プリンタ革命

先週の更新を忘れていました!すみません!!


桃のDM作りに追われて・・というのは言い訳です。


でもダイレクトメールがらみでひとつ。


昨年末から大容量タンクのプリンターを導入しました。


それまではカートリッジ式。


これは本体を安く売って顧客を増やし、その後でインク代で稼ぐ、というビジネスモデルが多かった。


消費者からの批判が多かったのですが、最近ようやくインク代が安くなる大容量タンク搭載のプリンターが増えてきました。


本体価格はこれまで使っていたプリンターの10倍近いですが、たしかにインク代はかなり安くなりそう。大雑把な計算では1年で本体価格の差額は取り返せそうです。


この大容量タンクプリンタ登場にはこんな裏話があるそう。


日本メーカーがアジア諸国で従来のカートリッジ式プリンターを安く販売したところ、中国などで、それをインクを継ぎ足して使えるように改造する人が続出。インクで稼ぐモデルが崩壊してしまったのです。本体自体は安いのだから、勝手に改造されて他社製インクを使われたのでは割に合わない。


そこでメーカーでも遅まきながら大容量タンクタイプを発売。それが日本でも販売されるようになったとのこと。


中国人のがめ・・たくましさが、私たちにメリットをもたらしたとも言えそうです。

posted by 農天気 at 22:26| Comment(0) | よもやま話

2020年06月20日

持続化給付金

持続化給付金は私には縁のないものと思い込んでいました。


収入が前年同月比50%以上減であることが申請条件ですが、この3〜5月の収入はいずれにしてもゼロだから(収穫物がない)、減りようがないわけです。


ところがどっこい!


農業者への持続化給付金には重大な矛盾があるようです。


まず農家の月収をどう算出するのかというと、年収を12か月で割ります。


例えば年収(売上。所得ではない)が1200万の場合、月の収入は100万円になります。


農業経営では、先月の収入はゼロだけど、今月は300万とかいう例はままあります

収穫期間が限られる果樹栽培もそれにあたります。


例えばこういうケース。

ある年収1200万円のりんご農家では、貯蔵して春まで持ち越しているりんごや加工品がないので、5月の収入はありません。

ところが前年5月の収入は100万円と算出できるので、前年比50%以下どころか100%減です。

うーむ、美味しい・・・


バレれば不正受給ですが、理屈ではありえます。


一方でイチゴ農家が例年、5月に500万円稼いでいるとします。

でも年収が1200万なら前年の5月の収入は100万円。

今年5月の収入が例年の60%減の200万円だったとしても、前年同月の収入の倍も稼いでいることになってしまいます。


当然、自粛期間中に収穫期を迎える生産者の方が損失は大きいはずなのに、この制度では逆になってしまうのです。


どうやって実際に即した対応をしていくのでしょうかね。


りんご農家でもなんとかしてこの給付金にありつこうと画策する人たちがいるかも・・



posted by 農天気 at 00:00| Comment(0) | よもやま話