2019年11月30日

紛糾する国会の陰で

桜を見る会」を巡って紛糾している国会ですが、もちろんスキャンダルについてばかり話しているのではなく、その陰でさまざまな法案が今日も審議されているはずです。


その中のひとつが「肥料取締法」の改正なんだとか。

「肥料の品質の確保等に関する法律」という名称に変わるそうです。


法律が変わると、今まで化学肥料と堆肥を混ぜて販売することはできなかったのですが、これが届出によってできるようになる・・・。なんだかピンときません。果樹より広大な面積を耕作する畑作などでは大きな改善なのでしょうか。


恥ずかしながら私、このニュースを見て初めて肥料取締法を(ざっと)読んで見たのですが、これは「使用者」を取り締まるものではなく、内容のほとんどは肥料の製造業者、輸入販売業者に向けて書かれています。


肥料取締法の制定は1950年。基となる旧法がつくられたのは1892年(古!)だそうです。

粗悪な肥料が販売されることが増え、そこから農家を守るためにつくられたのだとか。

なるほど、業者に厳しい法律なわけです。

posted by 農天気 at 22:46| Comment(0) | よもやま話

2019年11月23日

りんごの収穫にまつわる用語

りんごの収穫最盛期なので、収穫にまつわる用語を少々。


りんご農家との会話にこういった用語を挟むと一目置かれること必定(?)です。


試し採り・・・熟度・食味を確認するために収穫すること


抜き採り・・・着色・熟度を見ながら収穫すること


総採り・・・全部収穫すること


ツルツル果・・・表面にテカりがあり、地色の緑がいつまでも抜けない果実。蜜が入らず、食味も劣る。ただし、蜜が入らない分、貯蔵性は高い。主にふじなどの晩生種に見られる。別名青味果。


ツル割れ果・・・りんごのツルがついてるほぞの部分にヒビが入っている果実。完熟の証として消費者に説明されることが多いが、実際は日当たりの悪い樹の内側の枝に生っていることが多い。雨の後、ほぞに溜まった水がすぐに乾かないせいと言われる。また、樹の勢いが強すぎる場合にも発生しやすい。



posted by 農天気 at 22:47| Comment(0) | よもやま話

2019年11月16日

仕組みは単純だが役に立つ

蜜の調べ」という農機具(?)があります。


りんごに蜜が入っているかどうかを調べる機械です。


りんごの下から光を当て、りんごの内側が光れば蜜入り!!


という単純明快な仕組み。


りんごに光を当てるとその透過具合で蜜入りかどうかわかる、というのはだいぶ以前から知られていましたが、それを商品レベルまで高めたのがコレ。


「そんなこと言ったって、普通に光当てたくらいでわからないっしょー」


と最初は思っていましたが、実際試してみると、わかる!


入っているかどうかだけではなく「どれだけ」入っているかもかなり正確にわかってしまうのが嬉しい驚きです。


何せ光線の屈折具合やらなにやらで調べるセンサーを買うと、簡易なものでもウン十万しますので、1万円以下で買える(仕組みを考えればそれでも高いですが、大量生産できれば2〜3千円でできるかも)この商品はありがたい。


ちなみに名月の場合はもともと色が黄色いので、光が見づらく、周囲を暗くするなどの工夫が必要です。

posted by 農天気 at 22:29| Comment(0) | よもやま話