2019年05月11日

マメコ飛行隊強化計画

マメコバチをりんごの授粉に活用しようと試み始めてからもう何年か・・


最初は近所のりんご生産者の方の巣のそばに葦筒(よしを短く切って束ねたもの)を置かせてもらい、そこに入ったマメコちゃんをうちの畑に連れ帰りました。


当然、その翌春はたくさんのマメコちゃんが元気に飛び回って活躍してくれるのですが、葦筒にお家作って子供を増やしてくれるのかと思うとそうでもない。


わずかに営巣して生まれたハチを翌春出してみると、そこから飛び出したマメコちゃんは、あわれダニだらけ・・・


たくさんのダニにたかられて動きも鈍く、見るからに可哀そうです。当然長くは生きられません。


おまけに鳥にいたずらされて、筒は引っ張り出されてしまうし・・・


そんなこんなでマメコちゃんは増えるどころか減る一方・・


そもそも中途半端な気持ちでマメコバチを飼おうとしていた己が悪い!


とようやく気付いたこの春。


心を入れ替えて、マメコの住みやすい環境を作ってあげることにしました。


・りんごの花が咲くまでの花粉源として、菜の花を咲かせる。


強い風当たりを防ぎ、巣箱を暖かな環境に置く。


・鳥が近寄れないように網で覆う


・ちゃんと、湿った土採り場を用意する。

(マメコは土を使って、幼虫の部屋を作るから)


ダニの防除をする。


結果はどうなるか、こうご期待!

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青森の篤農家から購入しました!
はるばるやってきたマメコちゃんたち、
すでにみんな飛び出しています。

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新しい筒もセット。

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穴を掘り、水タンクを設置して点滴潅水。

常に湿った状態をキープします。

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ビニールで雨と風を防ぎ、下部はネットで覆って、カラスらを寄せ付けません。
posted by 農天気 at 20:46| Comment(0) | よもやま話

2019年05月04日

花粉採取は時間がかかります

思わぬ寒の戻りで桃の開花が昨年より数日遅れました。

(昨年が早すぎたのですが)


花粉を持たない川中島白桃は人工授粉を行います。


その花粉は、花粉を持つ品種(川白以外のほとんど)の蕾から採取します。





蕾を採ってから開葯(葯から花粉を取り出す)完了まで一日半かかるので、慌てて採ります。


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このくらいの開花直前の蕾がベストですが、これを狙っていたらナンボも採れません。




川中島白桃は白鳳やあかつきより開花がやや遅いので(と言っても12日)、少し時間差はありますが、気温が高く推移すれば差はほとんどなくなるので、焦ってしまうのです。


ぷっくり膨らんだ蕾を採るのですが、早めに採るということは、蕾の中でも先に大きくなったものをゲットするということです。早く咲いた花ほど良い花で、実も大きくなる傾向があるので、これはあまりよくない・・




ということで、来年からは、その年の授粉は前年の貯蔵花粉で行い、花がある程度咲いた時点でその時採り頃の蕾を採って翌年に回すことにしました。


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りんごコンテナ2割くらいで


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葯はこのくらい。ここから花粉だけ取り出すと、ホントちょびっと・・・


私はもともと「貯蔵花粉」(農協が−30℃の冷凍庫で翌春まで保存しておいた花粉)というものに懐疑的でした。


「いくら冷凍でも、一年置いといた花粉があんた、まともな仕事するわけないでしょ」


と決めつけていたので、貯蔵花粉に頼ることはしなかったのですが、


ある年、たまたま人から貯蔵花粉を譲ってもらう機会があり、それを使って授粉してみたら、はっきりと効果が表れたのです(これはりんごの話ですが)。


「貯蔵花粉けっこうやるじゃん!」


と方針転換。蕾は慌てて採らずに、効率優先で行うことにいたしました。


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このくらいであれば、咲いているのは残して、他の蕾は全て採ることができます。

楽チン!

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posted by 農天気 at 21:37| Comment(0) | よもやま話

2019年04月27日

殿堂入りシリーズその2

先ごろ引退したイチロー選手の、日本人初のメジャー殿堂入りが確実視されていますが、今回はわが農園の殿堂入り用具を紹介します!(格違いすぎか・・)


殿堂入りの条件とは・・・


自分で農業を行う中で、5年以上使用していて(消耗品の場合は継続購入も含む)、今後も使い続けたい!と思う用具です。


先日紹介した丸五の地下足袋もその一つですが、今日は


「アイリスオーヤマ」の「RVボックス」をご紹介します!


ともかく頑丈!!


農業を始めた10年以上前に購入、一度軽トラから落としてフタを止める金具がついているプラスチック部分が割れましたが、それでも使用には影響なく、今日まで働いています。


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こ汚い有様ですが、軽トラの上から、わが農園の汗と油と涙の歴史を見守ってきた(大袈裟か)ボックスです。


刻まれた傷が、年季と耐久性を物語ります。



RVボックス」いう呼び名は、車のRVに乗せて使うことを想定してつけられた名前だそうです。


ちなみに「RV」はRecreational Vehicle(遊びに使う車)の略ですが、私はずっと「レジャービークル」だと思っていました。


でもレジャーのスペルは「leisureなので、そもそも「R」ではないんですね(汗)。


ただ、本来の意味はレクリエーショナルビークルですが、レジャービークルだと思っている人も結構いるみたいで、それもある程度認知された呼び方のようです。


日本では「レクリエーショナル」より「レジャー」の方が「余暇を楽しく遊ぶぜ、イエイ!」的なニュアンスが強いですからね。


さて、このRVボックスはフタが丈夫にできているので、上に乗ることもできます


箱にもなり、椅子にもテーブルにもなり、台にもなる。


持っていける量に限りがあるキャンプなどで重宝されるのも道理ですし、軽トラ一台に必要物積み込んで畑にいく我々にもありがたいです。


ホームセンターへ行くと表の方に、似たようなデザインの、しかしちょっと押すとパコパコするような廉価版が大量に売られていますが、これははっきり言って屋内用です。


軽トラの荷台、という過酷な条件で使用に耐えるものではないのでご注意を!



posted by 農天気 at 20:00| Comment(0) | 殿堂入りアイテム集